NEW 2026.3.27
従価重量率とは?
現在、保管料の算出で「従価重量率」という言葉を聞くことは少なくなってきています。
ただ、「従価重量率」の考え方は倉庫の料金の基本となるものです。
詳細まで知ることは難しいですが
以前よりある考え方として理解しておいてよいものだと思います。
■ 従価重量率とは?
簡単に言うと
👉「貨物の価値」と「重量」の両方を考慮して料金を決める仕組みです。
①従価(じゅうか)
「貨物の価格・価値」に応じて料金を決めること
高価なものほど料金が高くなる
②重量
実際の重さや容積(体積重量)に応じた料金
■ 具体的なイメージ
例えば:
- 軽いが高価な商品(例:精密機器、ブランド品))
- 重いが安価な商品(例:原材料、砂利)
この2つを「重量だけ」で課金すると不公平になります。
そこで
👉「価格が高いものは、物量が軽くても一定以上の料金にする」
という考え方が従価重量率です。
■割増が発生する主な貨物
👉割増=手間・リスク・特殊条件に対する追加料金
①高価品(従価対象)
宝石、貴金属、ブランド品、精密機器など
理由:盗難、破損リスクが高い
②危険物
可燃物、爆発物、薬品など
理由:事故リスク、特別管理が必要
割増内容:危険品保管料、特別設備使用料
③冷蔵・冷凍品(要温度管理)
食品、医薬品など
理由:建築物のコストが高く、温度管理コストもかかる
④大型・重量物
機械、大型設備など
理由:搬入出が大変、特殊機器(クレーン等)が必要
⑤臭気・汚損のある貨物
皮革、魚粉など
理由:ほかの貨物に影響を与える
⑥保管期間が長い貨物
理由:倉庫回転率が下がる
■ まとめ
冒頭でも言いましたが、現在では従価重量率を使って価格提示をすることは少なくなりました。
保管をする企業による価格競争もありますが、保管商品の多様化や保管方法、流通加工など保管に関する条件が複雑になってきた事も大きな要因と思われます。
商品によっては、もっとシンプルな料金設定をする場合も多くあります。
保管が必要になったら是非、お声がけお願いします。
2026/4/1